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作品情報

タイトル:ふゆのいずみにつげる -The last train for lasting lives-

ジャンル:(便宜上は)BLノベルゲーム

レーティング:全年齢(言葉による軽微な性的表現あり)

対応機種:WindowsPC/ウェブブラウザ(予定)

公開日:2025年予定

制作:街八ちよ(Yachiyo Games)

備考:同作者の過去作品「はるのうみにしずむ」シリーズのリブート(※)作品
 

※映画やテレビドラマ,アニメゲームなどでシリーズものになっている作品をいったん打ち切り,新しい視点から全くの新シリーズとして作り直すこと。(旺文社:現代カタカナ語辞典「リブート」より引用)

あらすじ

 エンターテインメント系案件に特化した広告代理店『オウバイ広告』の営業として働く桜庭告意(さくらば・つぐい)は毎日充実した生活を送りつつも、「このままでいいのだろうか」という確かな不安を抱えながらそれについて見て見ぬふりをして暮らしていた。

 入社4年目を迎える春、告意は新事業部『プライベートブランドチーム』に配属される。既存の各部署から数名が集まって構成されているのだが、人員はこんな感じだった。

 社長の娘であり威張り散らすばかりで特に何もしないチーフの梅田譲香(うめだ・ゆずりか)、終始お菓子を食べながら誰かとチャットしているだけの媒体部の小林瑞希(こばやし・みずき)、新入社員で言動が明らかに問題児である営業部所属となった青葉答慈(あおば・とうじ)、そして最後の一人は現在留学中で戻ってくるのはその年の9月という有様である。このメンツを見て告意はこう思わずにいられなかった。「この部署は厄介者の隔離場所なのではないか」――と。

 「そもそも広告代理店におけるプライベートブランドとは何なのだ」と頭を抱える告意だが、答慈の直属の教育係に任命され、さらに頭を抱えることになる。突飛で幼稚な発言が目立ち自分の名前も満足に書けないほどの『バカ』な答慈に心底うんざりしつつ、それでも「頼まれたからにはやるしかない」と困難さを増す日々の業務に奮闘する告意なのであった……。

 『表現者』と『それを支える者』が織り成す、ハッピーで少し切ない、そして時にホットなラブストーリー……かもしれないし、もしかしたらとんでもなく閉塞的で退廃的な群像劇かもしれない。当作品のコンテクストをどう解釈するのかは、「あなた」に拠ります。

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